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【CEOインタビュー】日本の観光・お出かけ領域と最新テクノロジーが融合したら、価値あるものが正しく評価される Wabunka×代表編

個人向けハイエンド体験サービス「Wabunka」は、創業者である飯倉竜の原体験から生まれました。大学時代から事業を立ち上げたいと考えていた飯倉は、大学卒業後に入社した住友商事株式会社でIT関連の営業部に所属。新規事業の立ち上げやCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の研修生としてシリコンバレーに駐在するなど、幅広い実務経験を積んできました。J-CATのメンバーおよびWabunkaに対する想いとはーー。CEOから見たJ-CATの魅力について伺いました。
 
▲新オフィスのビルにあるラウンジにて。和やかな雰囲気に包まれインタビュー開始

日本の価値が正しく評価を受けるように

――起業の経緯を教えてください。
飯倉 大学生のころから漠然と、新しい事業を立ち上げたいと思っていました。就職先に住友商事を選んだのも、社内ベンチャーのような動きを推進していたので、将来役立つ経験ができると考えたからです。就職先としてスタートアップも検討しましたが、子どもの頃から何でも相談できる存在だった祖父母に反対されちゃって……。
――知名度のある企業に入社してほしいという願いを聞き入れたのですね。
飯倉 それもありました。住友商事への入社をとても喜んでくれたので、J-CATを起業してからの1年くらいは辞めたことを言い出せず、会社員のフリをしていました。けれども今は、真っ直ぐに僕のことを応援してくれています。僕が先日テレビ番組に出演した際は、祖母は友達に自慢しまくっていましたからね(笑)。
――なぜ日本の観光やコト体験を事業として選んだのでしょうか?
飯倉 それは母の影響が大きいですね。母は書道家として活動していますが、PRが苦手でイベント集客などに苦労していましたし、経済的に余裕があるとも言えなかったんです。さらには海外駐在中に日本は観光資源やアートへの評価が低いと感じたことも加わり、どうにかしたいという思いはより強くなりました。
例えば海外の国立公園は文化財や自然保護の目的で入園料を高く設定しています。けれども日本ではお寺の拝観料が数百円なんて珍しいことじゃない。日本のいいものが正当な評価を受ける仕組みを周囲の人を巻き込んで創造しようと、J-CATの方向性が固まったのです。
 
▲海外駐在で使命感を一層高めた飯倉氏。見つめる先にブレないビジョンがある

バドミントン仲間を巻き込んで起業

――最初に巻き込んだ人がCTOの円谷さんですか?
飯倉 そうですね。大学時代はバドミントンサークルに所属していたのですが、スポンサーを集めて大会を開催するなど、その当時から周囲を巻き込んでイベントを実施していたんです。”喜んでもらえたことで自分も嬉しくなる”という体験を繰りかえしていたのですが、円谷とはそうした活動のなかで知り合ったこともあり、起業する際に声をかけたんです。
――なぜ円谷さんだったのでしょう?
飯倉 起業する時にバドミントンサークルでお世話になった先輩に相談に行ったんです。すると先輩に「今時スタートアップでエンジニアがいないなんてあり得ない」と言われ、ハッと円谷のことを思い出したんです。久しぶりに連絡して事業のことを話すとおもしろそうだと言ってくれたんで、徐々に巻き込んでいってCTOになってもらいました(笑)。
円谷はバドミントンがめちゃくちゃ上手かった。一緒に試合に出たときも、僕がミスをしても嫌な顔もせず「ドンマイ」と励ましてくれたんですが、その姿勢は今も変わりません。信頼しています。
 
▲信頼関係で結ばれたCTOとCEOは学生時代とはまた違う良い関係を築き上げている

サプライヤーを支援するためのサービス

――改めてJ-CATが目指していることを教えてください。
飯倉 常にサプライヤーに寄り添い支えるプロフェッショナルでありたいと考えています。例えば伝統工芸に従事する方に「こんな体験を提供できないか」と相談すると、ご自身が継承してきた文化や技術が身近すぎることもあり、ニーズがあるのかと疑問をもたれます。しかし実際にサービスを提供すると、その反響の大きさから「新しい発見があった」と言っていただけることが多いのです。単に情報を伝える術やインフラが整っていなかっただけなので、僕たちがサポートすることで世界に発信していく仕組みを普及させていきたいですね。Wabunkaは最先端の言語で設計を行い、データ分析も徹底しているため、そういった点はエンジニア志望の人にやりがいを感じてもらえるはずです。
 
▲ITの導入が遅れている分野でITをどう活用させるか、その挑戦が個人の成長にも繋がるという

チャレンジ精神のある人に

――どんな人に仲間になってほしいですか?
飯倉 J-CATがミッションとして掲げているのは「IT・デザインのプロフェッショナル集団として、日本の魅力的な観光・おでかけ・文化の体験を世界に発信していくこと」です。しかし日本のレガシーとも呼べる領域にITを浸透させていくのは、そんなに簡単なことではありません。だからこそチャレンジ精神のある人、挑戦を楽しめる人に仲間になってほしいです。
――日本の文化領域に対する造詣は必要ですか?
飯倉だからこそ将来的には日本の文化領域を”魅力的な観光・おでかけ・文化体験”といった広義に捉えて発信していきたいので、日本の魅力を伝えることに意欲を感じてもらえる人であれば大歓迎です。
 
▲和文化に限らず、将来的には様々な領域へのサービス拡充を目指している

誰もが働きやすい環境にも配慮

――J-CATでの働き方について教えてください。
飯倉 スタートアップである創業間もないJ-CATは、会社のカルチャーを作り上げていく過程にあります。リモートやハイブリッドなど働き方を選択できる体制づくりは重視していますが、カルチャーの醸成にはメンバーが同じ時間を共有することも重要だと考えています。今後もリビジョンなどメンバー間での深い議論が不可欠となる作業が多いので、顔を合わせて対話することを大切にしていますね。
これから私たちの仲間になってくれる人が、どんな働き方をしたいのか。その希望に耳を傾けながら判断していくことも、J-CATのカルチャーのひとつになっていくと思うんです。だからこそ一緒に働く人たちには、何でも相談してほしいですね。
 
▲ある日の銀座オフィスビル前で撮影。リモート勤務を含めて現在は23人が働いている
 

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